チーム丸三

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羊羹コレクションを語る

日本青年会議所菓子部会の前期会員研修が行われました。

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今回の研修のメインは札幌丸井今井で開催された羊羹コレクションについてです。

なぜか高知県の私が札幌で行われる研修のすべてを取りしきることになり買ってでた苦労話はまたの機会に。

羊羹コレクションは銀座・大阪・二回目の開催をへて第三回目は札幌での開催となりました。

なぜ羊羹なのか実行委員会の組織や歴史など学ぶことで得るものが必ずあるはずです。

講演タイトルは「羊羹コレクションを語る」

講師には羊羹コレクション実行委員会であり菓子部会特別会員でもある

伊那食品工業 塚越先輩 アンゼンパックス尾関先輩にお願いをしました。

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羊羹コレクションの始まりまから今まですべてを見て実行されてきたお二人のなまのトークです。

始めはデパート内での催事ではなく羊羹サミットととして計画され伊那食品本社ある長野県へ

全国の羊羹屋さんが一同にあつまったらどうだろうから走り出したそうです。

何回か議論を重ねて羊羹を知らない世代に知ってもらい次世代への市場開拓をしていくと

目的が明確になり銀座三越さんの登場となりました。

羊羹がだけの催事なんてデパート側も聞いたことはありません。

銀座三越さんの方でも相当の苦労を頂いたととのことでした。

デパート側が初めてなら出店側も初めてという店が多くそこでの苦労も多かったとのことです。

一回目銀座三越・二回目大阪三越伊勢丹と会を重ねるなかで催事としてみればブランドバッグや

北海道フェアやおめざなどいわゆる催事屋さんが開催するイベントと比べれば売り上げは決して高くはないそうです。

しかしながら羊羹コレクションは売上といった目標レベルではなく

羊羹の文化を伝えるという目的レベルを明確に掲げて開催して

それはお客様にも伝わり来場者数とアンケートの感動の言葉に表れていました。

最後に講師のお二人から菓子部会メンバーに対し羊羹コレクションの可能性は

「羊羹だけではないよ・煎餅・もち・だんご何だって」

と菓子を通じて文化を伝え創る私達に大きな命題を頂きました。

講師を始め多くの方々にご協力頂き感謝あるのみです。

    丸三社長

PS講演会場はさっぽろテレビ塔さんをつかわさせて頂きました。

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大通り公園から大倉山ジャンプを望む景色が最高です。