致知の記事を毎月ひとつ紹介
先月の致知が正しいようなペースでお送りしている今月の致知です
先月に引き続き特集より 二宮康裕
遠慮の人 二宮金次郎
二宮金次郎が困窮した弟からきた助けてくれの手紙に対して返事です
「どのような厳しい状況にあっても恩を忘れてはいけません
できる最大の努力をしてそれでもどうにもならなかったら
二文だけお金を貸します、それで山林を買い薪を売って商いをしなさい」
困窮して助けを求めてきた弟に対しただ単に手を差し伸べるのではなく
先をみすえ自立できるようにと手を問題解決を図ったエピソードの一つです
二宮金次郎の仕置は明らかに問題解決であることが分かります
ネッツ南国の横田さんがよく下のような例えをします
「お腹がすいている人に、魚を一匹与えればその人は一日食える
しかし、魚の取り方を教えればその人は一生食える」
私たちは頭では問題解決が大切で魚の取り方を教える方が善いと知っています
しかしながら現実の場面では簡単に魚を与えたり、
今お腹がすいているんだから、魚の取り方を教わるヒマなんてない
こんな行動をとってはいないでしょうか
「遠くをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す」
丸三社長