5月18日に第39回全社経営会議を開催
第39回経営会議は講師に株式会社ModelVillage代表
小松一之氏を講師にお招きしての勉強会です
タイトルは
米国視察に見るこれからの食のトレンド
ライフワークにしている米国市場視察を惜しみなくフィードバックして頂きます
アメリカという国が超高齢化社会であること、料理をしない人が多いこと
たとえ貧困層で一日一食しか食えなくても家も車もある
などなどのアメリカの情報を導入に①~⑭の項目を学んでいきます
①高質スーパーとディスカウントスパーのボーダレス化
以前は内装やワインの種類で高質か安売りか判断がついたそうですが
近年はその差が無くなってきているとの事現在はオリーブオイルの種類の差のようです
②スタバの衰退
アメリカではディスカウントスーパーの中にスタバがあるのです
高知ではまだまだおしゃれなスタバですが、
何の特別感も無くなっているのが米国でのスタバの今のようです
日本ではマクドナルドが現在ブランド力を低下している最中ですが
その二つに共通するのは
「社会貢献をしなかった・安全安心のアプローチが弱かった」の二つだそうです
③カット野菜の台頭
④進化形オーダー性お惣菜
⑤大手食品工場並みの設備を持つスーパー
見るカット野菜の台頭は棚ではカット野菜2に対し玉の野菜は1
さらに売り上げで比べると5:1にまで差がついているようです
包丁なしで料理が作れるというのも頷けます
さらに料理をしない人々にとってうれしいのがスパーで食事ができる
ちゃんと陶器のお皿を使って自分の好みのチョイスで食事が作れる
フードコートのようなものがスパーの中に完備されているのです
そしてアメリカのスーパーで売っている野菜の特徴は
すべてがオーガニックであるという事です
農薬や遺伝子組み換えは輸出用・・・・・残念ですが現実です
さらにNEW SEASONS MARKETの取り組みから地域に愛される経営を紹介
「値下げ以外の方法で二年間は地域のためにお金を使って赤字を出しなさい」
こんな事言ってみたいですね
⑦地方の中小企業が生き残っていく3つのキーワード
1 古い伝統の技術
2 小規模・手作り
3 遺伝子組み換え食品不使用
⑧ 小さな池で大きな魚を飼う経営
ブードゥードーナツ、ホットリップスピザの経営を例に
理念を実践し他結果が成功につながっている事を示します
⑨ 米国の中小企業のセントラルキッチンの衛生状況
これは日本に軍配との事でした
⑩ 小さな町の居酒屋のユニークな生き残り策
酒屋さんの庭にテラスを作り、買ったお酒を飲めるというサービスです
フードはというとフードトラックと契約して家賃も入る酒も売れるというわけです
⑪ 全てがオリジナル商品!「トレーダージョーズ」
ヴィレッジヴァンガードのスパー版と表現すればよいでしょうか
店内のすべてに物語があり、POPはすべて手書きです
⑫ 一人のシェフが一箇所で四つの店を経営
多角化しても有名シェフがその店に必ずいるという仕組みです
多角化して衰退する飲食業の弱点を見事にカバーです
⑬ 大人気!!体験する店
アウトドア用品店のREIではどの商品も店内で試せるのです
靴を試そうと思ったら砂利、泥、山、芝生とどんな道も作っています
そして商品は決して安売りではないとの事、
それでは試すだけ試してネットで買うのではと思うかもしれませんが
お客様はREIを裏切らずみんなリピーターとなりアウトドアの枠を広げていくそうです
⑭ スタバの特別な店
シアトルにあるスタバのブランド向上のためのお店です
企業ブランドを高めていく事が勝ち残る有効な手段と示しています
最後に小松講師から「新生マルコ」に対してのヒントをいただき
オープンしたばかりの豚バルでの二次会へと場所を変えて続きました
二次会のお話はまた今度
丸三社長
↓今後の経営会議のスケジュールは↓
コミュニケーション委員会さんが一時間
68期委員会ドラフトが一時間の予定です
みなさんの参画をお待ちしています