致知の記事を毎月ひとつ紹介
2016年も安定して先月の致知となっています
11月号は特集闘魂より
言葉は自分たちを表現する武器
チャレンジハート代表
溝呂木眞理さん
生後一か月で最重度の脳障碍児となったリホさん
そんな娘のために戦い続けてきた母と
沈黙の世界の中で生きる意味を求めてきた娘
そんな母娘の歩みを綴った記事です
全く意思疎通ができなかったリホさんですが
国学院大学 柴田保之という重度障碍の方の
言葉を引きだす方と出会いリホさんは表現を可能にします
リホさんは沈黙の世界の中ひたすら考えていました
そう自分の生きる意味を以下はリホさんの言葉です
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自分にとって理想は、良き理解者を見出して、
どうして私たちが生きる意味があるのか
ということを伝える、そのことが夢でした。
少し考え過ぎると思われるかもしれませんが、
私にとっては私が生まれた意味がわからないと、
私をなかなか保つことさえ難しいからです。
理想をそのまま語ると、私にとって私の生きる意味は、
私たちのような存在でも生きる意味があるのだから、
どんな人にも生きる意味があるということです。
楽な人生ならそんなことは考えはしなかったでしょうね。
でも、こうして私は、ぼんやりとは生きてこられなかったので、
わざわざそういうことを考えてきました。
なぜ、私に生きる意味があるのかというと、
黙ったままの人生でも人は希望をもって生きられる
ということを証明できたからです。
なかなか信じられないかもしれませんが、
私は希望をなくしたことはありません。
小さいころからずっとお母さんに、たくさん愛情を
注いでもらいましたから、私はとても幸せです。
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リホさんから見ると楽な人生の私たちは
自分の生きる意味を語る事ができるでしょうか
丸三社長