ブータン王国のジグメ・ティンレー首相の講演に参加してきました。
経済同友会の全国大会の一日目の基調講演としてジグメ・ティンレー首相閣下の話を頂きました。
ブータン自体のGNPが3000億円ほどですので開会の挨拶をされた有富慶二会長の
ヤマトホールデイングスだけで1.2兆円ほどですのでブータンの軽く4倍です。
しかしながらそんな日本を代表する大企業の経営者たちがアジアの小国であるブータン王国の
考え方である「国民総幸福」を学び日本丸の舵を切っていく中で大切な考え方として活かして行こうというのです。
講演の節節で出てきたフレーズが「持続可能な~」でした。
今私たちの生活の周りでは様々なムリが生じています。
例えば250円牛丼、980円のジーンズこれらは多くの人間の不幸の上に成り立っているのではないでしょうか。
生活していけれない農家、酪農家そんな状況を生み出していってとても日本という国が持続可能とは考えられません。
決して国際競争を捨てろとは言いません、勝たねばなりません。
しかしならが企業も個人も政治家も今のことばかり、せいぜい目先のことしか考えれていないように見えます。
世界の先駆けとして高齢化の津波に対し我々一人一人ができることがあるはずなのです。
首相は最後にこう言いました
「大切なものはあなた方日本が過去に持っていたものだ」
孫に残す日本。あなたはなにを残しますか。
ブータン王国のジグメ・ティンレー首相閣下
講演後のスタンディングオーベーション
整いました!!
ブータン王国とかけまして
暗い夜道と解きます、その心は
どちらも伝統(電灯)が欠かせません。
柔道家