「稲盛塾長」の生の声が聴けるということで3000人収容のひめぎんホールが満席です。
初めに中国の故事「陰騭録」を例に運命と因果の関係について語られます。
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袁了凡は代々学者の家に生まれ、幼名を「学海」といい、将来医の道に進もうと考えていた。
あるとき孔という不思議な老人が家を訪れ、学海少年の将来の職業や寿命などを予言する。
そして予言のとおり科挙を志す。
その後身の上に起こったことがことごとく孔老人の言うとおりになっていったので、
学海は徹底した宿命論者となっていた。
役人になった後に、棲霞山中に以前から教えを請いたいと思っていた雲谷禅師を訪ねる。
雲谷禅師にこれまで人生の話をすると、孔老人の宿命論のままに生きようとする
学海の姿勢を大馬鹿者と叱咤し、人は自らの力で立命できると語る。
彼は禅師の話に強く感動し、その教えに従い、徳性を充広し、善事を力行し、多くの陰徳を積んだ。
すると孔老人の予言は段々と当たらなくなっていった。
寿命は53歳で死ぬと言われていたが74歳まで生き、
子に恵まれないと予言されていたが一子天啓をもうけることができた。
学海は「了凡」と名を改め、大きくなった息子に自分の人生を語り聞かす。
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人生は運命という縦糸と因果という横糸で織りなされいるのです。
「善きことを思い、善きことを行えば、人生は好転する」これが因果なのです。
自身の82年の人生体験から得たモノを3000人伝えます。
そして「人生の目的は魂を磨くこと」と締めくくられました。
そして懇親会では握手&2ショットをさせていただきました。
塾長の手はほわほわで温かかったです。
丸三社長