6月22日に第40回全社経営会議を開催
冒頭は近況報告をナガオさん(以下敬称略)から
ナガオ→サンノミヤ→アラカキ→ワダ→カリヤ→オカザキ→コマツ(義)
→キタムラ→ヤマムラ→クボ→社長→コバヤシ→モリモトさんとマイクが回りました
話題はボーナスから飛行機怖い名前の間違いなど様々でその中でも
ヤマムラさんの
「子供が全員独立した今、何の為に仕事をするのか考え中」は深い近況報告でした
前半はコミュニケーション委員会さんプレゼンツ
丸三スタイルを意識した一年どうでしたか?
その中でコミュニケーション委員会として取り上げたのは
考える時の基準
①人として、良いか悪いか
②会社にとって、良いか悪いか
③自分にとって、良いか悪いか
④お客様にとって、良いか悪いか
⑤メーカーにとって、良いか悪いか
⑥そして先を見据えて、良いか悪いか
コミュニケーション委員会が一年を通して議論した中で
①〜⑥の考える基準を意識して考えるのは難しい
また①〜⑥の整合性をとる事が困難との答えに行き着きました
今一度私たちが大切にしたい「考える基準」を考えてみましょう
そうして出た来た意見は↓
状況に応じて正しい判断をする、助け合いを大切に、自分を見つめ直す
何を求められているのか考える、自ら考え行動、立場を置き換えて考える
周りを幸せにする行動、後悔しないか、納得できるか、損得感情をコントロール
倫理観、自分他人を裏切らない、今だけの幸せではダメ、迷惑をかけない
今だけいいはダメ、正義感、素直さ、正直さ、嘘をつかない、相手の気分を害さない
しんどい方を取る、世界が平和になる為になどの意見がでました
この意見を受けて少し考えます
例えば正義を軸に考えるなら「どんな正義」かが必要となります
そしてどんな正義に頼ると大きな矛盾が見えてきます
なぜなら現在世界の混乱はイスラム圏の正義と欧米の正義の衝突だからです
一時間の議論では結論まで至らずに持ち越し課題となりました
持ち越し課題として考える基準の参考に東芝不正会計事件を当てはめてみましょう
会社ぐるみで架空売上を計上して業績悪化を隠蔽した東芝の
考える時の基準はどうであったのか4つの基準をプラスして考えています
①人として、悪い
②会社にとって、良い
③自分にとって、良い
④お客様にとって、良い
⑤メーカーにとって、良い
⑥先を見据えて、悪い
⑦株主にとって、良い
⑧銀行にとって、良い
⑨今だけにとって、良い
⑩仲間にとって、良い
上記のようになります10項目中8項目は不正を働いた方が良いとなるのです
今なら誰もが「悪い!!間違っている!!」と言える事ですが
不正を働いている最中は、多くの人が〇〇にとって良かれと思ってみんなでやらかした事なのです
その良かれが結果として社員さん、会社、日本を不幸に導こうとしています
これは丸三でも他人ごとではありません
シンプルですっと腹に落ちる考えるときの基準が
明確であれば善い未来が描けないでしょうか
私たちの「考える基準」を次回6月30日の期首会議で共に考えましょう
丸三社長