デフレ経済を生きている私達の周りでは10年~3年前と比べると
すっかり値段の下がったものばかりではないでしょうか。
コンテンツ産業においてはメーカーが製造する本体は赤字ということがすっかり
当たり前、液晶テレビ・衣料・食事など周りを見渡せば果てしない安売りの中にいます。
そんな中で気になるのが洗濯製剤業界です。
洗剤売り場へ行くと信じられないぐらいの商品がならんでいます。
それもほとんどが液体洗剤と柔軟剤のスペースです。
粉末タイプは下の取りにくいとこに遠慮ぎみに・・・・
洗濯洗剤はただ単純に汚れを落とすということから別の
高付加価値を市場に認められている証です。
汚れ落ちの能力は当たり前でその他の付加価値で差別化をしています。
天然成分・柔軟性・香長持ち・消臭などの機能性から
自分の気に入った商品を選びそして価格を見比べて購入している気がします。
さらに最近よく目にする機能性としては抗菌力
嫌な臭いのもとの菌の繁殖をコントロールする機能性です。
液体洗剤自体は20年以上前からあった商品です。
商品が提供できていても市場が汚れを落とすという
判断基準で動いていた時代には売れていませんでした。
市場に機能性という新しい判断のルールを作ったからこそ
共創が生まれたのではないでしょうか。